最近では在宅勤務やお家時間が増え、ブラトップやカップ付きインナーで過ごす、なんて方も多くなってきているのではと思います。
私もその1人です。(笑)
でも、ブラジャーしないと胸が垂れるんじゃないの?という意見もたくさん聞くのも事実。
胸が垂れる?・・・アラサー世代にとっては耳を塞ぎたくなる言葉です。。。(笑)
今回はブラトップで過ごすことのメリットとデメリットも併せて、私たちアラサー世代におすすめの下着の選び方などをご紹介していきたいと思います。
ブラトップで過ごすことのメリット
締め付けのストレスがなくて楽!
ブラジャーの締め付け感って、一日中着けるものですし地味にツライものがあります。
人によっては、締め付けのストレスで頭痛や吐き気をもよおす方もいるくらいです。
きついと感じるブラジャーをはじめ、長時間体を締め付けることは全身の血流が悪くなり、むくみや冷えを引き起こす原因になるんです。
ブラトップで過ごすことで締めつけ感のストレスから開放され、体調の悪化を防ぐことができます。
ブラより何かと手軽でコスパがいい
ブラトップはブラジャーと比べても着るのが簡単ですし、価格も比較的安価で手に入るのが嬉しいですよね。そして洗濯も簡単。
さらに最近のブラトップは、以前に比べても美シルエットを重視した商品がたくさん出ているので、ちょっとしたお出かけくらいなら外出もなんなく出来てしまいます。
ブラトップだけで過ごすことのデメリット
バストの下垂が進む
バストには母乳をつくる乳腺と、バストのハリを支えているクーパー靭帯が張り巡らされています。
クーパー靭帯はとても弱く、日常生活や運動などでのバストの上下の揺れによってどんどん伸びて、切れていってしまいます。クーパー靭帯は、一度切れると元には戻りません。
バストの周りには大胸筋などの筋肉がありますが、実はバスト自体に筋肉はありません。
そのため、平均約1kgとも言われているバストを支えている、唯一のクーパー靭帯にダメージが加わることで、バストの下垂(垂れ)が進んでしまうのです。
一日家でゆっくり過ごすなら問題はありませんが、外出の際にはバストを揺れから守るブラジャーの使用がおすすめです。
バストのシルエットが保てなくなる
ブラジャーを着けていないとバストはどうしても横に流れやすく、また、重力を受けて下がります。
バストが外側に流れることで太って見えたり、下がったバストは年齢も感じやすく、何よりお気に入りのお洋服も着こなせずに台無しにしてしまいます。
TPOにあわせて使い分けよう
ブラトップそのものは日々進化してはいますが、でもやはりバストのエイジングを考えると、日常使いはあまりおすすめしません。
ただ、ブラジャーをつけないことでの体へのメリットもたくさんあるので、ON/OFF時や寝る時などで、都度最適なブラを使い分けるようにするのがベストかなと思います。
外での仕事、お出かけなどにはシルエット重視のブラを
脇高設計のカップでしっかりバストを寄せ上げ、上向きのシルエットをキープ。
また、アンダーベルトが太めなので背中にも食い込みづらく、スッキリシルエットに。
繊細なレースのデザインが上品な雰囲気で、女性らしさをアップさせてくれます。
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ブラ・ショーツセット 2,750円(税込)
おうち時間、リラックスしたい時にはノンワイヤーのブラを
縫い目のないシンプルなシームレス&綺麗な丸胸をつくるモールドカップ仕様。
ストラップも太めのつくりで肩に食い込みづらく痛くなりません。
圧迫感を与えやすい中心部分が低めのつくりなので、一日中着けても楽ちんに谷間メイクができます。ブラ・ショーツセットで、色違いで揃えてもお得なお値段です。
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意外と出来てない?ブラジャーを着けるときのポイント
しっかり自分にあったサイズのブラを着ける
元肌着メーカー店長の筆者ですが、仕事していて常に感じていたのは、
サイズの合っていないブラを着けている方が非常に多い
ということです。
具体的にいうと、実際のカップサイズより小さいサイズを着けている方が多いんです。
さらに「キツイのが嫌だから」という理由でアンダーベルトのサイズを実際より大きめ(長め)で着けている方も。
だってキツイの耐えられない~。ベルトのホックとか気分で位置変えてたけど、だめなの?
まず、カップが実際よりも小さいサイズを着けていると、アンダーサイズが合っていてもキツく感じます。
ましてその状態でアンダーサイズを緩めてしまうと、バストは小さいカップで圧迫され、ベルトが緩いのでブラが動いてしまい、バストが外に流れ放題。(笑)
ほぼブラジャー無意味状態になります。。。
それはないでしょ~、って思うかもしれませんが、本当にこういう方多かったんです。3人に1人くらい。
サイズが分からなければ一度専門店で測ってもらおう
ブラの採寸ってなかなか行く機会ないかもしれませんが、体型は年々変わるもの。
不安な方は専門店で測ってもらうのをお勧めします。
自分に合いやすいブラの形とかも教えてくれるので、今後のブラジャー選びも楽になりますよ。
ブラジャーの採寸は、正しくバストをブラジャー等で固定した状態で測ることで初めてできることなので、自分でなんとなく測るのはやめましょう。
正しい付け方でつける
①カップのワイヤー位置と、アンダーベルトを合わせる
ストラップを肩にかけたら前かがみになります。
カップのワイヤー(針金が入ったカップの下部分)を両手で持ち、バストの下の付け根に、カップで軽くすくい上げるようにして合わせてカップの位置を固定させます。
真っ直ぐ立ち、そのままアンダーベルトのホックを着けます。アンダーベルトは肩甲骨より1.5cm~2cm程度下の位置がベスト。この時、前と後ろで位置がなるべく平行になるように着けましょう。
②バストをカップ内に集める
前かがみになり、左手でストラップの付け根を正面に引っ張り、カップにスペースを空けます。
空いたスペースに右手を入れ、背中から脇、胸下を通ってバストの周りを円を描くように右手を動かし、流れたバストをカップに収めます。
こことっても大事!毎日やると少しずつ背中の肉がバストに集まってくるんです。
③ストラップ、アンダーベルトの調整
バストをカップに収めたら上体を起こし、左手で持っていたストラップをそのまま後ろまで軽く引き上げ、長さを調整します。
反対側も同じように調整します。
最後にもう一度、アンダーベルトが正面(背中側と前側)と同じ高さになるように調整します。
④つけ心地やシルエットを確認
サイズ通りでも、ブラジャーの仕様や形によっては、体に合っていないと感じることもあります。
その日一日のストレスになりかねませんので、きちんとチェックしましょう。
まとめ
最近はガチガチ補正のブラジャーよりも、楽に付けられるノンワイヤーブラやブラトップの需要が圧倒的に高まってきています。
生活スタイルに合わせてインナーを使い分け、締め付けストレスとバストの垂れを上手に回避していきたいものです。
ブラジャーの着け方一つでも、キレイなバストのシルエットは簡単につくれるので、是非参考にしてみてくださいね。