みなさん、毎日しっかり眠れていますか?
あるいは、寝ているのに日中に眠気を感じることはありませんか?
実は現代人の5人に1人は ”睡眠不足”と言われており、十分な睡眠が取れていない現状です。
さらに、昨今のコロナ禍でのストレスや自粛疲れによる影響で、睡眠不足人口はさらに高まっているといわれています。
ストレス社会を生き抜くみなさん、毎日本当にお疲れ様です。。。
睡眠不足は日々の体調やパフォーマンスの低下だけでなく、美容にとっても百害あって一利なし、なのです。
今回はそんな私たちにとって身近な ”睡眠” について調査してみました。
あなたの睡眠は大丈夫?
2. 夜中に途中で目が覚める(中途覚醒)
3. 起床時間より2時間以上早くに目が覚め、その後寝られない(早朝覚醒)
4. 睡眠時間は十分なのに、眠った感じがしない(熟眠障害)
上記の項目で1つ以上心当たりがある場合、あなたは ”不眠症” の可能性があります。
えー、本当に?でも、5人に1人の割合なら自分もそうかも・・・
不眠症とは
不眠症とは、上記の項目などによる睡眠問題が一時的ではなく、一ヶ月以上続き、日常的に倦怠感、意欲や集中力が低下したり、食欲不振などの不調が併発する病気です。
(引用:厚生労働省HP)
日本では20代以降から徐々に、加齢に伴い増加していきます。
60代以上にもなると3人に1人が、何かしらの不眠の問題を抱えているそうです。
また、不眠症は男性よりも女性の方が多い、ともいわれています。
原因としてはホルモンバランスの乱れや、心身のストレスなどが挙げられています。
そして生理前から始まるあの眠気ったらもう・・・
睡眠は量より質が大事
睡眠時間が長ければいい、ということでもありません。
十分な睡眠時間は個人差があり、一概には言えないのです。
現に3時間で十分な人もいれば、8時間寝てるのに寝不足と感じる人もいます。
体質的な問題もあれば、加齢によって睡眠時間が短くなる、というデータもあるようです。
とはいえ、日本人の平均睡眠時間は、約7時間程度とされています。
では睡眠の質を上げるためには、どうしたらいいのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
睡眠の質を上げよう
睡眠の質を良くするための一番の近道は、生活習慣の改善が挙げられます。
自分の生活スタイルを今一度見直して、できる対策から少しずつでも取り入れてみましょう。
徐々に寝起きにも変化が感じられるはずです。
結局いつも二度寝して遅刻ギリギリ。毎日スッキリ起きれるようになりたい・・・
寝る時間・起きる時間を一定にする
睡眠の質を上げるには、体内時計を整えることが重要です。
平日と休日でも、シフト勤務の方でも、まずは毎日できるだけ一定の時間に就寝・起床するように心がけましょう。
就寝時間を一定にし、朝自然に目覚める時間が安定してきたら、それがあなたに必要な睡眠時間ということです。
朝起きたらまずカーテンを開けて、日の光を浴びるようにしましょう。
体内時計が整えられ、寝起きがよりスムーズになっていきます。
夜は快適に眠るための準備を
日中の緊張や張りつめた神経をほぐしてリラックス効果を高めることで、より寝付きがスムーズになり睡眠の質の向上が期待できます。
上記の対策を行うことで、副交感神経が優位になり、体を休める準備が整います。
毎日の残業もほどほどにして、夜の自分時間を確保したいですね。
日中は適度な運動を
適度な運動は体に心地よい疲労感を与え眠りの質を上げてくれます。
ただし、極端な激しい運動は交感神経を活発にしてしまいかえって逆効果なので注意が必要です。
軽めの有酸素運動を毎日30分~1時間程度できると良いでしょう。
いつもより一駅多く歩く、エスカレーターではなく階段を使う、電車ではなるべく座らない、なども効果的です。
睡眠で得られる美容効果
肌荒れや乾燥の改善
人は睡眠中に ”成長ホルモン” が分泌されます。大人にとっても成長ホルモンは非常に重要な存在。なぜなら細胞を活性化して、新陳代謝を高める働きをしているからです。
新陳代謝が落ちることで肌のターンオーバーは乱れてしまい、古い角質が肌に溜まり続けて肌荒れが起きたり、溜まった角質が一気に剥がれ落ち、乾燥を引き起こしたりします。
成長ホルモンって大人になっても出てたんだ~。
アンチエイジング(老化防止)効果
睡眠による成長ホルモンの効果で、アンチエイジングの効果も期待できます。
先述した新陳代謝の影響で、角質の生まれ変わりがスムーズになる(ターンオーバーが整う)ため、シミやたるみの予防に繋がります。
また、肌に十分な栄養と酸素がいきわたるようになり、くすみの解消や、肌の質感がなめらかになっていきます。
肥満防止効果
意外にも睡眠と肥満は深く関わっています。
睡眠が十分に取れていないと、食欲を高めるグレリンというホルモン成分が増加していきます。
同時に、食欲を抑えるレプチンというホルモン成分が減少していくそうです。とんでもないですね。。
また、不眠によって日中の活動レベルが下がることにより、運動不足になることも肥満の原因に繋がっていると考えられています。
頑張ってツライ運動をするよりも、睡眠効果を高めるだけでダイエットできるなんて、願ったり叶ったりではないでしょうか。
ダイエットの最大の敵は、食欲ですからね。それを自然と抑えられるなんて、願ったり叶ったりだわっ。
不眠解消のヒントが満載な情報サイト
睡眠に関する様々な情報や、すぐに試せる豆知識などが多数掲載されています。
美容や健康のためにも睡眠の質を上げたいという方は、要チェックです。
まとめ
日中眠気と戦ったり、布団の中で寝られない時間が続いたりする毎日は、とてもストレスですよね。
十分な睡眠で得られる効果は身体的・肉体的な健康面でも、美容面でも図り知れません。
日々の生活習慣を少しだけ変えるだけでも、睡眠不足解消にはとても効果的です。
あなたが不眠から開放され、毎日充実した生活を送るために、是非自分に合った対策を少しずつでも試してみてください。