お尻周りを中心に、気づかぬうちに出現している「セルライト」。
ふと見つけてしまった時はもうゲンナリですよね。
あ～、やっぱり太ってるからかな。もっと痩せなきゃなぁ～。
その考えも間違いではないのですが、実際には痩せていてもセルライトがある人はたくさんいます。
そもそもセルライトが出来る原因って知っていますか？
セルライトのメカニズムを正しく理解すれば、セルフケアでも簡単ににケアすることが出来るんです。
ダイエットするんだったら、絶対にセルライトもなくしたい～！
わかる。セルライトは痩せた時が一番目立つもんね。
本ページでは、セルライトが出来る原因と、自宅で出来る簡単セルフケアについてご紹介します。
セルライトの正体
セルライトは言うまでもなく ”脂肪” です。
脂肪が肥大化し、内側から皮膚を押し上げることによって肌表面の凸凹となってあらわれます。
そもそもの脂肪の役割としては、以下のような事があります。
・エネルギーを蓄える役目
・外的の温度変化から体を守る役目
男性より女性の方がセルライトが付きやすいのは、そういう理由からだったんです。
セルライトの構造
セルライトは、皮下脂肪の中にある、脂肪細胞のかたまりのこと。
脂肪細胞が大きくなりすぎると、細胞に張り巡らされている、肌のハリを保つコラーゲン繊維が壊され、コラーゲン繊維が過剰につくられるようになります。
過剰につくられたコラーゲン繊維は、脂肪細胞に取り巻いて、どんどん脂肪を固めていきます。
固まった脂肪細胞は停滞した老廃物と結合し、その場に定着することによって、皮膚を押し上げ次第にセルライトとしてあらわれるのです。
脂肪細胞は、痩せても太っても、その数は変わりません。
脂肪細胞の数の平均は、約400億個あると言われています。
一般的に ”太る” と言われる原理は、元々ある脂肪細胞がどんどん大きくなることで起こる現象。
最大で元の大きさの100倍にもなるそうです。
100倍も太りたくない～！！でも、痩せてる人でもセルライトができるって言ってなかった？
そうそう。セルライトは、太ることだけが原因で起こるわけではないの。詳しく説明するね。
太る以外にセルライトが出来る原因
筋肉が落ちて脂肪になることでできる
元々あった筋肉が使われなくなると、余分なエネルギーとして脂肪に変化します。
筋肉は脂肪よりも重いということは有名ですよね。
そのため体重は増えなくても、脂肪の成長は進んでいくので、次第にセルライトがあらわれるというケースです。
むくみが慢性化してできる
大きくなった脂肪の固まりがむくみによって停滞した老廃物と結びつき、セルライトとしてあらわれるケース。
”むくみやすいと太りやすくなる” という話は、ダイエッターにはもうお馴染みですよね。
むくみは、一般的に脂肪が大きくなることで起こるので、脂肪を減らすことである程度改善できます。
肌の老化によってできる
皮膚のハリを保つコラーゲン繊維が破壊されることでセルライトはあらわれます。
それは、脂肪細胞の肥大化だけでなく、肌の老化によってコラーゲン繊維が破壊されることでも起こりやすくなります。
ハリを失ったお母さんたちの肌に、セルライトがあらわれているのを見たことはありませんか？（笑）
セルライトは、脂肪の増加と肌のハリの低下によってあらわれる、ということです。
肌のハリがセルライトに関係してたなんて、知らなかった！てことは、セルフケアでハリを高めていけば目立たなくなるのかな？
その通り。ただし、セルライト対策はあくまでも ”脂肪と肌のハリのバランス” が大事になってくるから、もちろんダイエットと平行してセルフケアを行うのが、セルライトをなくすのに最も効果的だよ。
セルライトとよく似ている現象として、「肉割れ」や「ストレッチマーク（妊娠線）」があります。
どちらも、急激な体型の変化や、妊娠して皮膚が引き伸ばされることによって、肌のハリを保つコラーゲン繊維が破壊されて起こる現象です。
セルライトとは原因こそ違いますが、皮膚のコラーゲン繊維が関わっていることはどちらも同じ。
いずれも慢性化する前のセルフケアがとても重要です。
セルライトをなくす為のセルフケア
脂肪を減らして浮腫まない体づくりを
まずはセルライトをつくる原因になる、脂肪を代謝していきましょう。
そのためには程よい筋トレがおすすめ。
なぜなら筋肉がある体は脂肪を代謝しやすく、浮腫みづらくなるからです。
日頃からストレッチや軽い運動をしている方は、毎日続けられる、１０～１５分程度の筋トレを取り入れてみましょう。
筋トレをした後の有酸素運動は、より脂肪燃焼効果を高めてくれます。
また、普段全く運動してない方は、筋肉が凝り固まっている可能性が高いです。
普段運動をしない人がいきなり強度のある筋トレをしてしまうと、筋肉を痛める可能性があります。
まずは筋肉を目覚めさせるために、ストレッチや体操などから始めてみましょう。
ボディケアでハリのある肌を目指そう
ハリケアで重要なのは「保湿」と「角質ケア」。
上記のケアで肌のターンオーバーを正常に整えることができます。
肌のターンオーバーが正常になると、肌のハリを保つコラーゲン繊維をはじめとする成分が安定してつくられるようになります。
年齢が進むにつれて、肌代謝は衰えてくるため、角質などの老廃物が溜まりがちになります。
週1～2回の角質ケアを忘れずに行いましょう。
ボディケアのおすすめアイテム
保湿力はもちろんのこと、セルライト対策に特化したアイテムは確実に肌のなめらかさを実感できるのでおすすめです。
私が自信をもっておすすめするのはやはり、ボディケアのパイオニア「クラランス」です。
クラランスは、フランスのスキンスパから生まれたボディケア＆コスメブランド。
植物の力やアロマの効果を最大限に引き出した自然由来のケアが特徴です。
心地よい使い心地と香りに癒やされながら、スパ並みの本格的なケアが出来ることで人気です。
クラランスのロングセラー商品として、浮腫みを撃退する効果のボディオイル ”アンティ オー” や、セルライトをケアするボディ美容液 ”ボディフィット” があります。
どちらもその効果は、毎年美容雑誌などの数々のコスメ賞を受賞しているほど。
ボディケアは特に、大人になるほど質感やシミ・くすみなどのエイジングが現れやすくなるので、本気でケアをするならクラランスのボディケアがおすすめ。
セルライト対策の他にも、脂肪対策やエイジングケアなど、様々な悩みに特化した製品がたくさんあるので、興味のある方は是非チェックしてみてください。
◆クラランスのオススメセルライト対策
①スムージングボディスクラブ（角質ケア）
→週に1～2回、角質ケアとして
②ボディオイル アンティオー（浮腫み撃退）
→毎日お風呂上がり、濡れた肌の浮腫みが気になるところにマッサージ
③ボディ美容液 ボディフィット（セルライト対策）
→毎日、アンティオーの後に、脚からお腹にかけてマッサージ
楽天やAmazonなどの、並行輸入品は色んなトラブルが起きているみたいなので、オススメ出来ません。
デリケートな体に使うものなので、安全な公式サイトで購入しましょう！
まとめ
美容好きな女性なら、誰もが一度は気にしたことがあるであろう「セルライト」。
酷くなってしまうと、なくすには医療の力が必要になってしまいますが、初期段階なら自宅で簡単にセルフケアができます。
ダイエット中の方、あるいはこれから始めようと思っている方は、よりキレイなボディラインを目指すためにも、セルライトのセルフケアを一緒に取り入れて見てはいかがでしょうか。
自分の体をずっと好きでいるために、ボディケアにもこだわると、毎日がもっと楽しくなりますよ。
